ナスの横好き’s Blog

双極性障害闘病ブログ

空くうって(必読記事)

長いから目次

 

1【今までの自分】

2【お経】

3【仏教の3つの教え】

4【人生は作品】

 

 

 

最近叔母に勧められて読んだ本が大層ためになったので、その本のワンフレーズを紹介したいです。

 

SB新書 「他人の壁」

養老孟司先生と名越康文先生の対談の本です。

 

対談の中で印象に残ったフレーズです。

 

「人生は作品」

 

 

1【今までの自分】

今までの人生で私は物にひどく執着するところがありました。

 

大事な物、愛着のある物、お金などです。

 

特に損したな〜と思うのはお金に執着してしまったことです。それによって何より自分自身を苦しめたと思うし、得られなかったものも少なからずあったのかなと思います。

 

 

【お経】

 

この本とは関係ないけれど、今日仏教のお経の一つである般若心経についての番組をみました。

 

般若心経の説明は色々色々ありますが、、

 

全てのものは形があるようでない、空であり、増えたり減ったりするものではないと。

 

それを聞くと、つい物事に執着している自分に気付かされます。

 

 

 

人生は作品という視点から離れずに続きます。

 

 

【仏教の3つの教え】

 

''そして、その仏教の原点とされる大乗仏教の教えに理論である「法」、心を落ち着かせその機能を引き出すための「行」、日常生活の中で行う「方便」の3つがあります。

 

"僧侶の修行のときに、「理論」や「行」だけでなく、一般社会に溶け込んで人に親切にしたり、世の中に貢献したりする「方便」を合わせて実践することで、より完成度の高い悟りを開くという考え方です。"

 

 

"これというのはつまり、苦しんでいる人の助けになりなさい、自分よりも幼き物、弱い物の助けになりなさいということ、それが一番の修行になると書いてあります。

 

「法」も「行」も最終的には「方便」をすることで鍛えられるんだ、ということらしいです。

 

そして積極的に世の中に関わり、行動し、周りの人を幸せにしていくことが悟りへの道につながる、という教えです。''

 

(ここまでP103あたりをザックリ引用。ところどころ私の言葉で編集してるけど。これなんて言うんだっけ、引用じゃないなまぁいいや)

 

 

【人生は作品】

 

これらのことを知って、人生は作品というフレーズを思い浮かべると、物事をヒューと、上から眺めることができるようになりました。

 

目の前で起こる物を無くしたりや損は実は空であると思うと、悔しさや、惜しさ、悲しみにとらわれにくくなり、随分楽に生きられるようになりました。

 

失敗も損も人生という作品を作り上げているときの経過と思うと執着から解き放たれます。

 

 

喜びや好きな人など、まだまだ執着が強くなってしまっている部分もあるけど。

 

【ワクワク】

 

色んなことに挑戦したいなという気持ちもより積極的に持つようになりました。

 

何かに執着していると、やっぱり伸び伸びはしていないですよね。年齢や能力で決めつけてやろうとしないこともそうです。

 

ヒューと引き目に見て、自分の人生を作品として作作るとき、どんなふうなら面白いかなと私は考えます。

 

何せワクワクが基盤となっている人格なもので、

 

すぐに面白い方へ行きたがりますが、

 

 

美術の授業でもそうでした。

 

どんなの作ろうかなぁ、という作品作りの前の構想を練る時のワクワク感を立ち止まって今の自分を俯瞰しているときに、考えるようになりました。

 

生み出すことってワクワクするし、面白いです。

 

それができる自由な人生に今日も感謝だな。

 

 

 

 

私が本を読んで覚えたことを、

 

このブログを読んだ方にもお裾分け。

 

25才くらいから宗教って怪しい、から入って、なんで、存在するのかな、何がそんなに人を惹きつけるのかな、やっている人はどういう精神状態なのかなって、野次馬根性丸出しの知りたがり屋でした。

 

まさか人生の指針になるモノだったとはつゆしらず。

 

 

んま、普段は忘れてるんですけどね。

 

 

愛読書

 

 

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これが小さいのにパワフルなんですわ。